西舘 澄人さんのSTORY 「死ぬ時にゼロになるくらいでいいや。」大病きっかけで変わった人生観
心筋梗塞になり、強い息苦しさにおそわれたのが3年前。「やっぱりもう無理がきてたんですよね」。当時の状況や心境を思い出しながら、ゆっくりとした口調で話す西舘澄人さん。大きな病気を経験したことが、自身の生き方を見直すきっかけに。
これまでなら我慢していたことでも、いまの自分にはそれが必要なのだと捉えられるようになり、バンド活動やアニメなど新たな趣味を発見。一生続いて行く後遺症と付き合いながら、長年力を入れる稀少がん「GIST」の患者会活動にはげんでいる。次の世代へつないでいきたい彼の思いとは。