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Mine MurayamaさんのSTORY 「泣いてどん底」から「笑顔で感謝」へ。私が愛と笑いを届けられるようになるまで

検査を“ハワイ気分”で乗り切る

手術の日程は、告知を受けてから少し先でした。やっぱり不安で、先生に「明日にでも手術してください!」とお願いしました。うっとうしい患者だったと思います。「患者はあなただけではありません」と諭されてしまいました。
手術の前に、全身にがんがないか確認する検査が必要です。「転移していたらどうしよう」って、このときも不安でいっぱい。そんなとき、偶然通りかかった本屋さんで、一冊の本が目にとまりました。そこに書かれていたのは、「誰でも思い通りの人生を歩いていける」という言葉。「思考は現実化する」と。
心配ばかりしていたら、心配したようになってしまうかもしれない。それなら、無理やりでも、明るい気持ちで検査を受けようと思いました。
PET検査では、「ゴーッ」とすごい音がする機器の中に入っていきます。それを怖がらずに「ハワイに行くと思えばいいんだ!」ってひらめいたんです。
私はハワイが大好きです。大きな音は飛行機の飛び立つ音。機械から吹き出る生暖かい風は、空港を出たときに感じるハワイの風。首にレイがかけられて、楽しいフラダンスの曲が聞こえてきて……。そんな想像をしていたら、気持ちが穏やかになりました。
がんの検査をしているのに、顔はニコニコ。技師の方には不気味に思われたかもしれません。頑張って想像した甲斐もあって、なのかどうかはわかりませんが、おかげさまで明るい気持ちで検査を乗り越えられ、いまでも大丈夫でいます。

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